流行る店、流行らない店⑤糖質オフとキャッシュレス
1 糖質オフ店は流行る
現代食は糖質オフ・ブームである。
炭水化物や砂糖はできるだけ避ける。
ご飯、パン、うどん、そば、ラーメン、パスタなどはできるだけ少なく取る。
焼肉でも甘ダレはできるだけ避ける。
豚肉はごま油や塩で食べるのが旨いが、牛肉でも、最近、甘くないタレを使う店が増えてきた。砂糖はある種、癖のもので、ないならないで、それなりに美味しく食べられる。
女性人気の店では、野菜が多い。
大阪福島区で最近はやっている「止まり木」という店では、野菜鍋(ベジ鍋と呼んでいる)が受けている。使われている野菜は、すべて有機野菜で量も多い。
有機野菜は苦味が一切なく、甘い。野菜だけでも十分堪能するが、後から、柔らかい鶏肉を入れると満足度は倍加する。それに値段もリーズナブルである。
ドリンクも、日本酒やビールより、焼酎、ウイスキーの水割り、湯割り、炭酸割りが身体によいし、悪酔いしない。
これから流行る店は、しっかりした糖質オフメニューを提供する必要があるだろう。
2 いつまで現金払いをやっているのか?
昨今、何でも消費税がかかるので、現金支払いでは、小銭がたえず必要になる。
財布に1円玉、5円玉、10円玉を入れて管理するのは大変だし、お店の方も小銭をいつも用意しておかなければならない。飲食店でもやたら現金支払いにこだわる店が多い。
それは、カード決済なら手数料5%を取られるからであろうが、カード会社も最近、競争が激しいので、手数料はかなり安くなっているはずだ(2%くらいのところもある)。
カード決済なら気が大きくなるから、消費性向は上がる。ついつい、行かなくてもいい店に行ったり、たくさん飲んだり食べたりする。最近、流行っている店は、カード決済が可能な店が多い。現金にこだわる店はそれだけお客を減らしていることになるだろう。